保護者の皆様へ

2020年3月16日

保護者の皆様へ


【自由なプレイの大切さ】

バルシューレには、「自由にプレイする」という重要な方針があります。これは、人間は指示をうけなくても、あるいは何を学んでいるのか知らなくても、自ずと遊びを通して学ぶことができるという科学的根拠に基づいています。スポーツで得られる多くのスキルは直感的、無意識的にゲームの中で身につくものです。バルシューレは「自由なプレイが上達の最上の近道」と考え、「習う前にやってみる」を重視します。子どもは、「ああしなさい、こうしなさい」とひとつひとつ細かく教えられ、欠点を直すよう指摘される必要はないのです。

ゲーム中に絶えず何に注意すべきかについて言われている子どもは、自分の注意範囲を狭いものにしてしまいます。例えば指導者に指摘されて、マークする相手のプレーヤーの動きばかりを見ていると、ゲーム全体の出来事が見えなくなります。つまり、注意する対象を制限してしまうと、思考も狭くなり、子どもの創造性が育たなくなるのです。ひたすら「自由にプレイする」ことは「学習」を意識することなく、自然に知識や能力を身につけていくことにつながるのです。


【ゲームの中で社会性を養う】

バルシューレはスポーツの入り口の役割を果たす多様なゲーム=遊びです。ただし、どのゲームもそうであるように、バルシューレにもルールがあります。子どもたちは、ゲームの中で自由にプレイしながら、人とのやりとりを通して貴重な教訓を得ることになります。

ルールのあるゲームでは、わがままは許されません。他の子の意見を聞き、折り合いをつけることも必要でしょう。楽しくゲームを進行させるためには、自分の衝動も自制しなければなりません。これこそが、社会的な遊びの魅力です。

子どもは、ゲーム中の友達同士のやりとりで、良いこと悪いことの境界線を、いったりきたりしながら両者の違いを覚え、境界線を超えてしまった時の対処方法も学びます。

バルシューレではこのような考えのもと、子どもたちにルールを守ることの大切さを知ってもらい、自分で判断し、自分の感情や衝動をコントロールし、他者の視点で見られ、他者との違いを乗り越え、他者をリスペクトできる人になってほしいと願っています。


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